心のわだかまりを取る方法はいくらでもありますが、先人の哲学者達の苦しみぬいた末の文献を読み解きながら、現代の自分の心の課題と照らし合わせ、多角的に自分自身の周囲の環境に良好な変化もたらすことができる効力感を体験していきます。人生を新たに切り開く力・エネルギーを得ることがで心の絡まりを自分自身でほぐす習慣付けができるようになります。
今回1回目はサルトルの「存在と無」『人間は常に過去を無化して未来に向かって自己を開示していく存在である』…をテーマに現代にあてはめて考えていくことにします。
*本はもちろん勉強したことがない方、どなたでも哲学入門OKです。
相手のことを考えるとモヤモヤ落ち込みメチャクチャな感情…そこには怒りや悲しみムカつくって気持ちが溜まってませんか?
自分がいかに相手のことを考え、こんなに愛を注いでいるのに、大切に思ってるのに・・
親子、同僚、友達、恋人・・との関係・態度がそっけない、振り向いてもくれない、好きではないのではないかな?仕事しない、勉強しない…
誰でも起こり得るギャップや不安感に苦しめられます。
その苦しみのほとんどが、期待からの行動によって引き起こされる。期待からの行動の親切・愛情・は結局何も生み出さない。自分だけがイライラし、相手は何とも感じないと思いこみ怒り出す。ところが全て相手にもその重みは無意識の領域に入っていき、相手をも苦しめています。
従って、相手の心は離れていくのは必然です。心が離れれば、さらにあなたの期待通りの反応はしません。その循環を断ち切るには、相手に期待していた愛・親切だったのかを自問自答してみることです。本物の愛は、穏やかで優しくて嬉しくて自然に相手に柔らかい愛を伝えることができるのです。一瞬の迷いもなく100%愛そのもの。だから相手に伝わる。そして相手も送り返すことが自然にできる。こんなにしてあげてるのに…って感情がちょっとでもあると、一瞬で冷めるものです。冷めた感情から憎しみや怒りの感情が生まれる…
教師や、親や、夫婦、恋人同士 夫婦などのトラブルは、相手の伸びやかな成長をストップさせてしまう。むしろ相手を完全に悪いと罵倒し、反省文や、まだ小さい子供などは自分が悪いんだと勘違いさせられ、謝れと… 何度もそんな現場を見たり、相談を受けてきました。
ほとんどの人間関係のトラブルは期待からの愛の押し売りから相手側がいかにいけないことをしたか、失礼な態度をとったかを責めてしまう。ここでの溝はなかなか治まらないばかりか…個人の習性となって大人になっても職場や対人関係・親子、夫婦間でもず~と観念として付いてまわり自分自身が苦しめられてしまいます。
けれども、これはスッキリ解決できます。(人によっては、何度も逆戻りしてしまいますが、その場合は個別カウンセリングをお勧めします) どんな時代に生きていようと、誰もが悩める人であり、どうしたら気分よく生きていけるのか哲学者や心理学者が苦しみぬいて学問として残しています。 スピリチュアルや宗教学・心理学など突き詰めていくと全てが一体となっているのがわかります。
客観的に様々な哲学者の人間の奥に潜む謎解きをしていくことで、自分の考えや観念が取り除かれ新しい自分との出会いが過去の自分を助けてくれることになると思います。
私自身もそうでしたから、大丈夫ですよ♪
1月17日(日)11:30~16:30 本格スパイス牛スジとろ~りCURRY&デザート お茶 おやつ付 お持込みも自由にどうぞ~ 参加費 2500円 心理・哲学collegeごはん会 1回目サルトル
元高校公民教師 心理士:IKUMI ファシリテーター